相続で引き継いだマンションを売却したい時に注意する事とは

相続で引き継いだマンションを売却したい時に注意する事とは

相続されたマンションを売り出すためには、いくつかの書類を自分で用意する必要があります。あらかじめ用意する書類を知っていれば慌てることもなく、複雑な手続きや売買の契約のときでも余裕を持って準備することが出来ます。さらに相続されたマンションの特徴や魅力を書類を通してしることもでき、アピールポイントを知ることが出来るのです。必ず確認しなくてはならないのは、マンションの名義人です。名義人が亡くなった本人以外は売り出すことが出来ないので、売ることが決まった時点ですぐに確認するようにします。違っていた場合には相続人全員の合意を得て、名義を売り主に変更するようにします。名義変更には申請書や亡くなった本人の戸籍謄本、相続人の戸籍謄本や印鑑証明、ほかに相続人が居る場合には全員の合意書も必要です。さらに正確な情報を知るために法務局に行って、公図や登記簿謄本も取り寄せます。
マンションを売ったときに発生する税金は譲渡所得税といい、売却した金額で納める税金も変わってきます。マンションを売ったら必ず支払う必要があるもので、契約書に収入印紙を貼り付けて納税します。売った金額で納税する金額も変化しますが、どんなに多くなってしまっても数万円で収めることが出来ます。ただ注意したいのは不動産の所有していた期間が長いと税率が大きく変化するので、時期を見極めて売り出すようにします。また出来るだけ掛かった費用を計上するようにして、負担を軽減する工夫も行います。税理士などにも相談して、正確に納税出来るようにします。
マンションを売るときに大切になるのが、不動産会社選びです。大手の有名な不動産会社は抱えている顧客も多く、経験が豊富です。様々なケースの売却を経験していることもあり、ノウハウも持っているのが特徴です。信頼することが出来ることもあり、安心感があります。地域に密着した中小規模の会社はその地域の裏事情にも詳しく、大手が掴めていないような情報を持っていることがあります。話やすい雰囲気もあり、自分の希望を伝えやすいというメリットがあります。自分の交渉次第で値段が変わったり、売り出し方にも参加することが出来ます。どちらのタイプの不動産会社にも足を運んで、担当者に実際に会って決めるようにします。メリットとデメリットをしっかり理解してから、依頼する会社を決めるようにします。
不動産を売る方法には、買い取りと仲介の2つの方法があります。買い取りは不動産会社に直接買い取って貰って、手数料などの費用は発生しない方法です。仲介は不動産会社に買い主を探して貰って、契約を結ぶことになる仲介手数料を支払います。手数料だけを考えると買い取りの方がお得のように見えますが、仲介で売り出す金額を考えると買い取り価格はその6割が相場と言われているので費用の面では仲介の方がお得になる場合が多いです。ですが仲介は買い主を探す必要があるため、売れ残ってしまうとリスクが発生します。売却に決められた期限がないときは仲介を使って長い期間売り出すことも可能ですが、期限を決めている場合もあります。このようなケースのときは仲介から買い取りに変更して、リスクを避けるようにします。仲介と買い取りの両者のメリットを生かして、状況に合わせて売り出すことが大切なポイントです。売却の費用で割合を多く占めるのは、仲介手数料です。不動産会社が受け取る仲介手数料は法律で定められていて、その上限も決められています。売却する金額によって異なり、速算式を利用して算出することが可能です。売れないときには不動産会社に支払う必要はなく、正式な売買契約が結ばれたときに支払います。不動産会社から契約が決まる前に請求されることは無いので、契約前に請求された場合や広告料などを同時に請求されたときには注意が必要です。売り出すときの費用は不動産会社が負担することになっているので、仲介料以外に費用を請求されたときは一度冷静になって考えることが大切です。
売り出し価格は自分で決めることが出来ますが、相場に合わせて決めることも大切です。好きな金額で売り出してもいいのですが、売れ残るリスクを回避するためにも相場に合った金額を設定するようにします。不動産会社の査定額を参考にしたり、インターネットで相場を自分で調べます。自分ならどのくらいの金額で買いたいかを考えて、希望金額と合わせて適切な金額を設定します。ある程度知識があれば不動産会社が提示した金額を適切な金額なのかを見極めることができ、自分で買い主と直接交渉することも出来るようになります。買い主との値下げ交渉にも参加することも出来るので、自分の希望を伝えやすくなります。買い取りではなく仲介を利用するときには不動産会社との合意や買い主との意見が一致する必要もあるので、あまり高く設定し過ぎないようにすることも大切なポイントです。